紅ショウガ

紅ショウガ

生姜なんてほとんど食べない、と思っている人でも意図しなくても口にしているのが紅ショウガではないでしょうか。ちらし寿司やたこ焼き、焼きそばなどの上にぱらぱらと載せられているのが紅ショウガです。あまり生姜臭くないですし色も付いているので生姜である、と言う事をあまり意識せずに口にしてしまっているのではないでしょうか。色が鮮やかなので彩として添えられているのだろう、と思われますが、実際にはこの紅ショウガがあるのとないのとでは、味が随分違う、と個人的には思いますね。もちろん辛いのが苦手なお子さんなどにはあまり親しまれないかもしれませんが、例えばたこ焼きや焼きそばなどはあの紅ショウガのピリッとした辛さがあるのと無いのとでは、味が違います。紅ショウガと食べる方がよりソースの味が引き立つように思いませんか?たこ焼きならばタコの味に甘さがが加わるような気がします。ちらし寿司で言えば、延々とお寿司を食べているときにふと紅ショウガが口に入ると味がリセットされるような気がしますね。わざわざ意識して食べている紅ショウガではないですが、いい働きをしているな、と思ってしまいます。この紅ショウガも家庭で作ることができます。赤く染まった梅酢でつけると簡単に作ることができますよ。「しぐれ煮」という料理名を聞いたことがありますか?なんだかちょっと高級な響きですよね。「〇〇のしぐれ煮」と言う風に何かの素材に対してつけられる名称なのですが、例えば中肉のしぐれ煮、貝のしぐれ煮、などですね。これは生姜と何かを一緒に炊き込んだ佃煮の種類の名称なのですね。どうして生姜をつかうと「しぐれ」になるのかはよくわからないのですが、食品売り場のつくだ煮のコーナーなどに行くと販売されています。長期保存がきくものが多いので瓶詰などにされて売られています。ちょっとしたご飯のお供に良いようですね。ちょっと高価な佃煮のように思いますが、これも家庭で作ろうと思えば簡単にできます。手に入りやすい所で、牛肉やゴボウなどと一緒に生姜のスライスしたものを甘辛く炊けばよいのです。濃いめの味付けにして大量に作っておけば、おかずが少し足りないな、と思う時に重宝します。夏場の暑い時期にも食が進みますし、冬場にも体が温まるので良いですね。そもそもしぐれ煮と言うのは、蛤が使われていた様でその蛤がいちばん美味しいのが時雨が良く降る時期だから、という説があるようですね。一説によると名づけたのは松尾芭蕉の弟子だった、と言う話もあるようです。今では蛤に限らず生姜さえ使ってあればしぐれ煮と呼ぶようですけどもね。